テレビ番組がフェイクニュースしてました!w
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10/19(木)『NEWS23』
34分50秒
皆川:ここで一つ訂正があります。11日に放送しました選挙に関するフェイクニュースの特集で、「事実ではないある情報がネット上で220万回以上リツイートされた」とお伝えしましたが、正しくは「230回以上」でした。お詫びして訂正します。
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この「フェイクニュース説明」は、10/15の同局『サンデーモーニング』の「風をよむ」コーナーでも同じく「220万以上」と報じられていました。
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10/15(日)『サンデーモーニング』
1時間36分30秒
ナレ:先月30日には、解散直前に立ち上がったA党に同調せず、新たに旗揚げした別のB党に合流したと、ある候補者のフェイクニュースが書き込まれます。
ナレ:そこには、事実と異なり、「A党に公認申請していた」とありましたが、この情報が瞬く間に拡散。
ナレ: Twitterでの転載を意味するリツイート数は、220万以上にのぼりました。
ナレ:ネット上で氾濫するフェイクニュース。その影響は、政治や選挙の世界において、今や見過ごせないものになっています。
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ええ、こんなフェイスニュースは見過ごせないですね。
サンモニも明後日の番組中に訂正をするのでしょうか?
10/13の小生の投稿で、
(https://housouhou.cd-pf.net/thread/59e00e6de6e1775d5900009c)
10/11『NEWS23』内で大々的に紹介していた「ファクトチェック・イニシアティブ」という検証団体のことを書きましたが、
本日この団体が「加戸証言報道」について検証した投稿を上げました。
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http://fij.info/archives/election2017/gohoo_04
<対象言説>
朝日新聞が加戸守行氏の証言を報じたかについて「証言した次の日に全くしておられない」(安倍晋三首相)
日本記者クラブ党首討論会:2017/10/8
安倍首相の発言を引用したうえで、朝日と毎日が7月11日付朝刊で加戸証言を「一般記事中で一行も取り上げず、審査の詳報の中でごく短く触れただけ」と指摘。(阿比留瑠比・産経新聞論説委員)
産経新聞、産経ニュース:2017/10/8
<判定>
不正確
<事実・根拠>
朝日新聞は7月10日、24日の加戸氏の証言を翌日報道していた。全国紙で加戸氏の報道が一番少なかったのは事実だが「全く報じていない」との指摘は不正確である。八田氏の発言も読売に次いで多く報じており、朝日が格別に「ほとんど報じていなかった」というのは事実に基づいた指摘とは言えない。
他方、産経新聞論説委員のコラムは、11日朝刊の「詳報でごく短く触れただけ」と指摘するにとどまった。
朝日が詳報で見出しをつけて報じていたことや、24日の加戸証言を翌日報じていたことには一切触れず、首相発言が事実に基づいていたかのような誤った印象を与える論評をした。
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こういう風に後で「報じましたよ」と主張する為に「アリバイ記事」をかくんですよね。
一般的に、こういう団体に人々が望んでいることは、
「メディアが問題を的確に報じているかどうか」
「問題の本質をキチンと捉えているかどうか」
を検証して真実を明らかにしてくれることでしょう。
こんな、名前が掲載されたかされなかったかくらいの検証は小学生でもできます。
まぁ、NEWS23が紹介した団体ですからね。
監視を続けます。