2017年11月29日 報道ステーション

2017年11月29日 報道ステーション

11/29(水)未明、約2ヶ月の沈黙を破って北の将軍様がミサイルを発射しました。
その日の『報道ステーション』ではさぞかし北朝鮮のミサイルについて報道するだろうと思っていましたが、ミサイル報道はしたけれど、一番長く時間を割いたのは「日馬富士引退」!
「パラリンピックを観戦する障害者の為の整備」の報道はスポーツコーナーの一部だったのですが、ただスポーツ報道をしていたわけではないので、今回はこの計測に含めました。このパラリンピック特集を含めなかったら、実は「日馬富士報道」は報道時間の60%を占めていたんです!
ちょっと報ステを甘やかしてあげて、「横綱暴行疑惑」の割合を少なくして印象を良くしてあげようとしたのですが、こんな緊迫した状況で「日馬富士報道」が半分になってしまう報ステの異様さは隠しようがありませんでした。

27日28日と報ステは「森友問題」に多くの時間を費やしていたくらいでしたから、維新を除く野党は「森友ってまだ注目されてるね。森友やればテレビに取り上げてもらえるかもー」なんて騙されたのかもしれません。
参院予算委まで「森友」でした。

29日の『報ステ』はさすがに北朝鮮ミサイルの特集はしましたが、北朝鮮漁船のことは1分ちょっとだけ…。
麻生財務相がAIIBをサラ金呼ばわりしたことの方が重要なのでしょうか?

散々「モリカケ」しつこく騒いで、国会で大事な議論をほったらかしにしてきた野党議員たちが、ようやく北朝鮮に関する質問を要求してきましたが、「今頃かよ」と思った方も多いことでしょう。

今後、報ステがどのように野党議員の北朝鮮質問を報じるのか、とても楽しみです。

監視を続けます。

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