11/5(日)TBS『サンデーモーニング』の報告です。
普段から人権に関して「意識高い系」の番組ですが、
放送中はどんな人権に配慮した言葉を使っているのか?
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(オープニング明け)
関口宏:先週先々週と日曜日は台風だったんですよね。今週もなんか台風が来るみたいですね。アメリカから…(含み笑
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初っ端から、思いっきりヘイトじゃないですか!
番組がこういう発言をしているなら「ヘイトスピーチ反対!」と言っても説得力がありません。
「公平性がない」と認定されてしまいます。
他も「安定の」サンモニだったのか見てていきましょう。
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古田大輔:世界の報道では、「イヴァンカは女性活躍という文脈で話させていいのか。イヴァンカはあの地位にいるのは誰のおかげで、その父親は女性に対してどんな発言をしてるのか」という報道がある。
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イヴァンカさんに対しての片側情報だけを言うのってアンフェアじゃないですか?
まぁこの方、昔は朝日新聞で働いてましたから…。
国会の質問時間の話題では、例によって与党の『お経質問』が流れました。
視聴者は「自民党は質問時間を変な風に使っている」と思ってしまいます。
野党が質問を押付けあっていることも報道しなくては、フェアじゃないです。
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(国会質問時間配分について)
関口:有権者は質疑応答の中で聞きたいことが色々あるわけだよね
岸井成格:国民の声を受けて、疑問に思うことを政府にぶつけてチェックするというのは、国会の役割ですからね。必ず野党に(多く)配分するということは、当たり前のこと。
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与党支持有権者も、例えば「辻元清美議員と生コンの関係」などの野党に聞いてもらいたいことがあるんですが、与党支持者の声は鼻から無視ですか?
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姜尚中:安倍内閣の中に不安があって、風格がない。受けて立つぞという気概が感じられない。だから自民党を支持しても安倍さんを支持したくない人が多いわけです。データを見る限りは。
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「風格がない」という姜さんの主観を押付けているように思えます。
「自民党を支持しても安倍さんを支持したくない人が多い」の点、どなたかそういうデータをご存知でしたら教えてください。
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関口:選挙が終わったときに「謙虚に」って言ってたよね?これ謙虚じゃないですよね?
岸井:目的はズバリ言えば、森友加計問題をやらせたくないんですよ。
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ズバリ言えば、「加計問題」で証言した加戸さんのやり取りをテレビで報じないのは、そもそも問題なかったことが国民にバレちゃうからですよ。
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(風刺画を画面に出し、不協和音BGM)
ナレ:果たして「日米関係」と書かれた2人の乗る車は、これから何処へ向かうのでしょうか。
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不安を煽るBGMを使って、日米同盟にモヤモヤとした不信を持たせる狙いです。
大体、この風刺画は『ニューヨークタイムズ』が掲載したもので、あの会社はよく反日記事を掲載してるじゃないですか。
ざっと特にひどいと感じたコメントを挙げてきましたが、
そんなサンモニでも、たまにはいいこと言う事も。
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(座間9遺体事件で)
岸井:だからと言ってSNSを規制するのは、言論や表現の自由の抑制、侵害になるので、慎重にならなければならない。
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いいこと言いますね、岸井さん。
保守側の意見も取り上げて、両論を提示して視聴者に判断させるよう促してくださいね。
サンモニにも偏向報道自粛の兆しが?
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(国会質問時間配分で)
藪中三十二(やぶなか みとじ):国民が期待しているのは、与党と野党の論戦。でもこれまで野党は細切れで上手くやらなかった。もっと深い議論を期待したい。
(カタルーニャ独立問題で)
藪中:世界中の国でこういう問題がある。どうやって収めるのかバランスをとるのか、難しい。中国も随分問題を抱えている。意外と世界の人は日本に来ますと「沖縄どうなってますか?」とそんなこと言う人もいるんですね。我々もセンシビリティを持たなければならないです。
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この方は元外務事務次官で、今回が初出演です。
「沖縄どうなってますか?」の部分は、「は?沖縄に独立問題なんてあるかよ」のニュアンスに聞こえました。
初出演で結構中立なコメントをしてましたので、藪中さんが次回同じスタンスで再登場できるのか、はたまた番組に忖度したコメントになっていくのか、それとも二度と呼ばれないか、注目したいところです。
監視を続けます。