2017年11月9日 報道ステーション

2017年11月9日 報道ステーション

トランプ大統領歴訪で沸いた今週の『報道ステーション』

11/6(月)
VTRは当たり障りないことから始まります。しかし徐々に…

天皇皇后両陛下と謁見、日米首脳会談等々
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共同会見での北朝鮮問題
トランプ大統領「アメリカは日本国民と連携して北の脅威に立ち向かう。両国の安全と主権を守っている」
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マティス国務長官
「大統領には国を守る責任がある。議会の助言を得る時間がなければ助言を得ない」
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日本の米兵器購入
トランプ大統領「アメリカに雇用が生まれ、日本は安全になる」
安倍総理「日本の防衛力を質的、量的に拡充していかねばならない」
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両首脳の親密ぶりを紹介
晩餐会スピーチ
安倍総理「ここまで濃密で深い絆に結ばれた1年はなかった」
トランプ「トランプタワーでの会合はいい思い出になった」
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トランプ大統領の全行程を紹介しているように見せかけて、段々軍事的な話になっていきました。
「トランプと仲がいい安倍首相は、日本も参戦させるかも」と不安を煽る狙いと推測されます。
小生がこのVTRを最初に観た時「二人の関係」にモヤモヤした不安を感じたからです。
私はある意味、保守論文などで少しは耐性がついてるので、後ほど「そういう演出か」となりましたが、耐性がない人には「一抹の不安」が残るでしょう。

スタジオで後藤謙次氏が
「軍事オペレーションの中に自衛隊が組み込まれる布石では?その時安倍総理は no と言えるのか?」

とも言ってましたので、結局「安倍さんが首相で大丈夫なのか?」に繋げたいのだと思います。

11/7(火)
トランプ訪韓で、「慰安婦」晩餐会があった日です。

冒頭から富川悠太アナ、
「晩餐会に元従軍慰安婦の方を呼んだり」
と、軍属だったかと誤解させる「従軍」をずっと付けていました。
元慰安婦とトランプ大統領の抱擁写真だけを流し、慰安婦からハグを求めた場面を流さないのは、非常に悪質です。
慰安婦を晩餐会に招待したことを批判しているように見せかけて、
ソウル支局「朴政権の日韓合意に批判的な世論を踏まえた晩餐会だった」
と、仕方なしだった風に「韓国にも立場がある」という伝え方でした。

トランプ大統領と文在寅大統領が仲悪そうなのはそのまま報道してましたが。

11/8(水)
北京中継「歴代の皇帝と自分を重ね合わせるかのように、歴史ある故宮を選び、皇帝級の待遇を行いました」

富川:シビアな話の前後を大接待という形で誤魔化す…ではないが、曖昧にしているように感じます。訪韓・訪中を合わせてどう見ますか?

後藤謙次:訪韓は日本政府にやや誤算があった。日米韓一体となり、中国に圧力を掛けるつもりだったが、今回韓国が慰安婦を招待。大統領が抱きしめる映像が世界に。これにより中国は「韓国が中国の軍門に下った」と日米韓に楔を打つことができたと喜んだ。

富川:日米韓中一体で北朝鮮に対応しなければならないのに、この状況…

後藤:溝ができてしまった
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今の日本政府では周辺国と協力していくことができない、という報ステメッセージでしょう。

11/9(木)
VTR
テロップ:親密演出の米中首脳 28兆円商談の見返りは
中国がトランプ大統領に接近するにあたり、ターゲットはクシュナー&イヴァンカ夫妻。
駐米・崔天凱大使が夫妻の家で談笑する動画。

富川:日本政府はどう見ている?
後藤:米中首脳会談最大の関心は朝鮮半島情勢だったが、中国を引き留めたことで一定の評価はできる。最大限の圧力という言葉をトランプ大統領は言わなかった。その辺については期待外れ。歓待でトランプの心がグラグラになってしまった。
富川:日本が最初にイニシアティブをとると思っていた。韓国・中国に行き、あれ?と思う所も…
後藤:韓国・中国は満を持して迎えた
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アメリカが中国にほだされて、中国韓国タッグに「日本政府はしてやられた」と思わせたい印象。
親日イヴァンカさんは中国の方が仲がいいと落胆させようと、VTRで流したのではないかと思われます。
仲良しアピール動画をわざわざ流出させたことがそもそも中国のプロパガンダでしょう。
どこの国の外交官も水面下では中国と同じ位、イヴァンカ夫妻と接触していたのではないでしょうか?

報ステは、「習近平の大接待にトランプ陥落」と真に受け、「安倍政権は東アジア情勢に対応できてない」と思わせたげな感じでした。

結局4日間の『報ステ』報道の根底にあるのは、「打倒安倍政権」でしょう。
もうじき特別国会でモリカケ質問が始まりますからねぇ。

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