2017年11月19日 サンデーモーニング

2017年11月19日 サンデーモーニング

11/19『サンデーモーニング』の報告です。

毎週SNSで批判されるサンモニですが、
批判にも動じないその報道を見ていきましょう。

なぜ「従軍」を外さない?
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01:26:54 関口
サンフランシスコ市議会で、中国系市民団体が建てた「従軍」慰安婦像を、市が譲り受ける決議案を満場一致で可決しています
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慰安婦は民間業者だったのですから、「軍属」を意味する「従軍」は当てはまりません。
ということは、TBSは虚偽報道をしているということになりますね。

意見を求められた田中女史。
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01:27:32 田中
慰安婦問題って、本質は女性への暴力と人権侵害なんですね。しかも戦争において、それが起こるっていう、その問題なんですよ。
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しかしアメリカの公文書によると、「慰安婦はプロのキャンプフォロワーである。客を断る権利もあった」とあります。
戦地売春の慰安婦と戦地での婦女暴行は全く別の問題です。
戦地で売春を認めていたことが人権侵害というのなら、昔の合法を今の概念で裁くことは「遡求」であり、民主主義に反しています。

しかし、良いことも言ってしまいます。
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国を超えた女性への暴力とか、戦争の問題をちゃんと思い出して記憶して、二度と起こさないようにするための国を越えた全ての国が共有できるモニュメントにした方がいいのではないかと思います。
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従来の慰安婦像や碑は、日本だけを悪者にする意図のものでした。
それを、この田中女史は「慰安婦像の趣旨に、日本ばかりではなく、他の国々も入れるべきだ」と言っていました。
戦争の性暴力は、他の国々にもあることです。

次は国会質問配分の話題です。
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00:26:27 青木
実は質問主意書という制度があるんですね。(中略)先の通常国会で、438本の質問主意書に政府が回答してるんですけれども、与党の人たちは、一体、何本出したのかというと、ゼロなんです。本当に質問したいんですか?5対5にしろと言ったのは、実は他のところにあるんじゃないですかと思われてもしょうがない。
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与党が政府に質問主意書を出したと聞いたことありますか?
与党が出したら、「与党内でコンセンサスが取れていない」と青木さんは言いませんか?
民主党政権時、民主党議員が提出したことはあったのでしょうか?
今の野党は、質問者や質問内容が前日18時になっても決まらないくらいですけどね。

今週「も」モリカケ出してきました!
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00:29:14 岸井
本質は、総理の意向があったかどうかが問題なんですよね。これは裏の裏付け、総理はそれを意図的にやったという裏づけをとるのは、なかなか大変で、だからこそ重要なテーマなんですね。
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その裏付けが見つからないのに、なぜまだ「モリカケがー!」って言ってるんでしょうか?

そして、まだ衆院選を引きずっているようで…
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00:31:06 寺島
永田町とね、国民の意思のギャップのことについて、ちょっと確認の発言しときたいんですけどね。絶対得票率っていうキーワードがありましてね。例えば今回の衆議院選挙で自民党が比例区で取ったのは33%なんです。投票率が53%ぐらいだったから、絶対得票率っていうのは、有権者全体に対して自民党がとったのは18%なんです。ところが議席は61%確保してるんですね。このギャップがね、国民と永田町のギャップを生むんですよ。
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投票しなかった47%の国民の意志は「結果に準ずる」以外にありますか?
寺島さんの計算方式でいうと、有権者全体で立憲民主党が獲得したのは10.5%ということになるのですが…。
寺島さんの意見では、立民は49人が妥当議席数なので、6人辞職していただきましょう。

さて、皆さん大好物の「風をよむ」のコーナーは、下のコメント欄へどうぞ!

さて、皆さん大好物の「風をよむ」のコーナー。
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01:42:36 ナレーション
日々急速な進化を遂げるネット社会。その技術を利用して、国家が個人情報を勝手に入手して利用する、そうした懸念はますます高まっています。いわゆる共謀罪法。この法律を巡っては、捜査機関が犯罪を未然に防ぐため、電話やメール、SNSの情報を幅広く収集する可能性があると、専門家は指摘します。
(中略)
個人の思想・信条にまで立ち入る危険性さえ指摘されています。進む監視社会を前に、我々はどのように対応していけばよいのでしょうか。
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このナレーションに暗い雰囲気のBGMをつけ、薄暗い部屋でキーボードを叩く男の手の映像や、「ネット社会の恐ろしさ」の黒文字テロップで、「ネット=恐ろしいもの」と印象付けているように感じました。

各コメンテーターの反応です。

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01:46:51 青木
エドワード・スノーデンは、世界中の個人のメールやSNSの情報を検索できるX・キー・スコアというシステムを日本に渡したと言うんですよ。例えば関口とか青木とか入れれば、その人の通信は見れるって言うんですよ。もう密かに使っているとしたら、ある種、国家犯罪ですよね、そんな法律ないわけですから。(中略)犯罪捜査とか使うべき時には使うけれども、これには絶対使わないでくれと国民的議論をしてどっかで歯止めかける。(関口「そこそこ」) きちんと透明にするっていうような作業、法的規制も含めてガイドラインを作っていくのが喫緊の課題ですし…
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仮定の話で「国が使ってたら国家犯罪」と感想を述べるのは青木さんの勝手ですが、他の人がスパイ防止法の話を絡めるなどして反論をしないと公平ではないです。

ツイッターで話題に上っていた岸井成格さんのコメントです。
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01:51:24 岸井
(略)…ちょうどネット社会が始まったって頃に、えらい時代がきたなと、我々メディアも思ったわけですね。と同時に政府の情報機関のOBからいろんな、よく言えばアドバイス、悪く言えば警告が来たんですよ。何かというと「あなた方は必ず盗聴されますよ。よっぽど気をつけてくださいよ」っていう。電話するでしょ、新聞記者同士でも。するとなんか「ピー」って音がしたり、雑音が入ったりするから、お、こりゃ盗聴始まったなと、ちょっと一回止めようと。後でサシで会って話そうよって。サシで話すのも今ダメ。そういう時代になっちゃったってことですよね。で、これをどう止めるかですよね。しかもそれを誰が使って、誰が分析して、どうするかっていう、これはおっそろしい話なんですよね。
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電話の話が大半ですから、それはSNSと関係ないですよね?

今後もブレずにこのままいくのか、
監視を続けてまいります。

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