2017年11月28日 報道ステーション

2017年11月28日 報道ステーション

衆院予算委2日目の『報道ステーション』も、昨日に引き続き「衆院委質問」と「日馬富士」が3分の2を占めるという結果でした。

かろうじて、北朝鮮のミサイル準備についての報道はしましたが、北朝鮮漁船については何も報じませんでした。

森友問題の冒頭には、久しぶりの「大ボード」(画像)

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富川アナ:明らかになったのは森友学園だけがいかに特別扱いされていたのかということです。こんな数字を見ても明らかなんですね。972分の1。972件あるうちの1件だけ森友学園だけ特例。更に、1194件のうち森友だけ特例。1214件のうちでも森友学園だけ特例。このように財務省が森友学園だけを異例として扱っていたことが明らかになりました。
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ボードの写真は、分母が委員会、分子が森友学園です。
これでは、財務局が行った土地取引が、まるで安倍政権がやったように見えます。
どうしても「安倍さんが指示した」に持って行きたいのでしょう。

昨日も流れたこの音声ですが、

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ナレ:焦点の1つが土地の売買価格をめぐる近畿財務局と森友学園側のやり取りを記録した音声データです。
(2016年5月18日音声)
籠池氏:ゼロ円に近い形で(土地を)払下げてほしい。ホントはね。
近畿財務局の担当者:それ以上はできないところまでやっている。
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1億3000万がどうとかいう部分だけがいつも放送されるのですが、音声データを持っているのなら、なぜ他のやり取りは流さないのでしょう。
財務局に都合が悪いことが録音されているのでしょうか。
だとすれば、「テレビ局は財務局に「忖度」しているのでは?」と小生は思ってしまうのですが…。
それとも、切り取られたデータだけ「誰か」から貰ったのでしょうか?

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ナレ:そして繰り返された、この言葉…
総理:会計検査院のご指摘を〝真摯に〟受け止めたいと思っております。
希望・今井議員:それであれば、私達国会議員の指摘も真摯に受け止めてください。同じ指摘しているんですから

(委員会内)・・・

野次:総理っ!総理っ!総理ですよ!
今井議員:すいません、総理のご見解をうかがってるんです。
野次:そうだ!
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小生も、今井議員が「お答えください」と言ってないので、今井議員はご自分の感想を述べたのだと思いました。
ですが、報ステはそこにキョトンとする安倍総理の顔を挿入していました。
まるで、安倍総理が意図的に無視をしたように感じられる編集です。

そして今井議員は改めて質問をし直しました。

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希望・今井議員:会計検査院の報告と同様、真摯に受け止めていただけますね。
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会計検査院の「忖度を裏付けるようなものはなかった」という結果報告に、野党議員もそうですが、報ステはいつになったら真摯に向き合ってくれるのでしょう。

スタジオでのコメントは、

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後藤謙次氏:今日の予算委員会を見てましても、答弁席の後ろに控える閣僚席の閣僚たちが、私語を交わしたりニヤニヤしたり非常に弛緩した感じで見ていて非常に不愉快な感じを与える。それが今の状況を象徴している気がします。
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これといって責める材料がない時は、「態度」の指摘に走るものです。

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後藤:この問題を終わりにしたいとそういう姿勢が見え見えでしたね。
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いつまでも同じことを繰り返し聞かれていたら、誰だってそんな風になります。

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後藤:官僚たちがこれだけ様々な指摘を会計検査院から受けているにも係わらず、処分についても麻生財務大臣は非常に消極的な姿勢を示しています。
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消費税増税の駆け引きがあることを、報ステもそろそろ言ってみてはどうですか?

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後藤:安倍総理が真摯に説明すると言っている「真摯」という言葉なんですが、我々が抱いている真摯の言葉の印象と、安倍総理の真摯と落差がある気がするんですね。
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小生が抱いている真摯と、後藤さんが抱いている真摯は落差がある気がします。
後藤さんの真摯は、マスコミに流される姿勢でいることを差しているような…。

コメント欄に続きます。

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後藤:この問題は行政がゆがめられたのではないか、あるいは、国有財産の管理がゆがめられたのではないか。(中略)疑念、疑惑が膨らんだと言っていいと思います。
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加戸さんの証言VTRを繰り返し放送してみてください。
ゆがみが直るでしょう。

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後藤:これは決してこの国会で幕引きにしてはならないという感じが強くしました。
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小生も電波オークション実施まで、偏向報道追及を幕引きにしてはいけないと改めて思いました。

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