2018年9月20日 報道ステーション

2018年9月20日 報道ステーション

2018年9月20日 報道ステーションの報告です。
今回の放送で最も多くの時間を割かれた話題は「自民党総裁選挙」についてでした。
今回はこの話題を取り扱いたいと思います。

では、詳しく見ていきましょう。

——–
富川悠太アナ:総裁選ですが、安倍総理と石破元幹事長の一騎打ちとなりました。このような結果となりました。議員票は329対73。党員票は224対181。合計、553票と254票で安倍総理が3選を決めました。これは、石破さんが善戦したと・・・

後藤謙次氏:大善戦といっていいと思いますね。この結果で見えてくるのは、安倍一強というのは、永田町だけの虚構だったっていうことが言えると思いますね。

富川アナ:詳しくはまた後ほど解説していただきます。では、この結果は、今後どのような影響を及ぼしてくるんでしょうか?
——–
【VTR】
安倍首相:堂々と論戦を展開してていただいた石破さん。健闘をたたえたいと思います。

ナレーター:石破氏の予想以上の善戦に。

小泉進次郎氏:違う意見を押さえつけるのではなくて。

麻生太郎氏:選挙ってのは、勝てばいい・・・

ナレーター:今後の注目は、人事です。適材適所か、それとも冷や飯か。
——-
野田選挙管理委員長:よって、安倍晋三君が当選者と決定いたしました。

ナレーター:自民党総裁選は、安倍氏553票に対し、石破氏254票という結果に。

安倍首相:戦いは終わりました。自由民主党の立党の精神である、すべては国民のため。これからはみんなで一致協力して力を合わせて新しい日本を皆さん、つくっていこうではありませんか。

ナレーター:敗れたものの、石破氏は予想以上に善戦しました。

司会:固い握手を交わせていただきたいと存じます。

ナレーター:石橋の国会議員票の得票は73票で、事前の票読みからすれば、20人ほどの隠れ石破支持がいたことになります。さらに、党員票では、石破氏が全体の45%を獲得し、安倍氏に10ポイント差まで迫りました。

平石直之アナ:今、戦いを終えて石破さんがいらっしゃいました。笑顔が見られますね。表情が柔らかいです。

石破茂氏:一強一強と言われる中にあって、決してそうじゃないってことを示したことに、大きな意味があったと思います。そして、国民の方、党員の方にも自分たちの意見をちゃんと聞いてねっていう思いがあったと思います。

平石アナ:今、小泉進次郎氏がいらっしゃいました。今日になって、石破さん支持を表明されました。石破さんに投じると決めたのはいつですか?

小泉氏:まあ私の中では決まってました。今回率直に言いまして、いろんな情報戦がありました。やはり、この総裁選挙って言うのは、政治の世界の戦ですから、私は武器を持たない戦争みたいなものだと思ってます。どうやって自分をこう、生き抜いていけるようにするか。そういったことも含めて、非常に学びのある総裁選でしたね。

ナレーター:辞表を書けと圧力を受けたという齋藤農水大臣は。

齋藤健農水大臣:みんな一生懸命やったんじゃないかな。

記者:善戦ですか?それとも。

齋藤大臣:まあ、汗をかいた分だけは出てるんじゃないかと思います。

記者:地方を熱心に石破さんとまわってた・・・

中谷元防衛大臣:そうですね、私も高知県ですけど、かなり、7割が石破さんでした。やはり地方から、そういう期待する声が多かったと思いますね。

ナレーター:一方、石破氏支持の議員に、冷や飯覚悟でと挑発したこの人は。

麻生氏:まあ、別に、特に大勝ってわけでもないし、予想通りだと思っていますけどね。

記者:ちょっと謙虚にという地方票の出方が表してるといえませんか?

麻生氏:それはそんなこと思いませんね。選挙ってのは勝てばいいんです。内容がどうのこうのっていうのはマスコミが後から付け足した話ですから。

ナレーター:安倍陣営の事務総長、甘利氏は余裕の受け止めです。

甘利明元経済再生担当大臣:党員って、マスコミの報道とかね、安倍圧倒的とか、あるいは石破さんがかわいそうみたいなことを、必ずバランス感覚は働きますから。石破さんのメンツもたてたしね、これがこてんぱんだったら、石破さんのメンツもないでしょ。

ナレーター:ところで、LGBTは生産性がないと主張した杉田水脈議員は。

記者:総裁選について一言だけ伺いたいんですが。総裁選について一言いただけないでしょうか。

杉田議員:もう車がきちゃったので・・・

ナレーター:当選の瞬間、明恵夫人は地元、山口にいました。

安倍昭恵総理夫人:身の引き締まるような思いですけれども、これからも主人を支えて、特にこれから最長で3年ですけれども、日本の良さを海外にアピールしていきたいなというふうに・・・

記者:党員票が少し割れたように見えたんですが、それについてはどういうふうに・・・

明恵夫人:いろんなお考えの方がいらっしゃると思いますので、また多くの国民の皆さんの声を真摯にこれからも主人は聞いていくと思います。

ナレーター:石破氏の佳子夫人は、地元鳥取県。

佳子夫人:大変ありがたい結果だと思っております。劣勢が伝えられている中、本当に全国各地の党員、そして党友の方からたくさんの票をいただいたことに感謝を申し上げたい。言葉の通りに、すべて自分で出し切ったという感じで、清々しいということが顔にも表れていたのではないかと思いました。

ナレーター:午後6時、安倍総理は3選後初めての記者会見に臨みました。

安倍首相:党内で大きな支持をいただくことができました。これは、これから3年間、私が自由民主党総裁として強いリーダーシップを発揮できる、党一丸となって大改革を断行する、大きな力になるものと考えます。

ナレーター:憲法改正のスケジュール感について。

安倍首相:結果が出た以上、この大きな方針に向かってですね、みんなで一致結束をして進んでいかなければならないと思いますし、改正案を、(秋の)国会提出するに向けて、幅広い合意が得られるように対応を加速して参りますが・・・

ナレーター:また、来月1日にも行われる党役員人事・内閣改造については。

記者:麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、二階幹事長ら、政権の骨格を維持するお考えでしょうか。

安倍首相:人事についてはですね、常に適材適所で考えていきたいと思います。まあしっかりとした土台の上に、できるだけ幅広い人材を登用していきたいと思います。しっかりとした土台の上にということで、おくみ取りいただきたいと思います。

記者:石破茂さんや、石破茂さんを会長とする石破派の国会議員についても、人事面で適材適所を基準に公平に処遇するお考えはありますでしょうか。

安倍首相:適材適所であります。

記者:仮に首相から、何らかの形で打診があった場合というのはどうされますでしょうか。

石破氏:それは、仮定のことには答えられないね。それは人事権者たる総理総裁が、この総裁選挙の結果を見て、何が国家のためか、何が党員のためかっていうことをご判断になる。まずそれを見なければ、今の時点であれこれ言うのは僭越なことだと思いますよ。

ナレーター:人事をめぐっての動きがこれから本格化します。茂木大臣は、総裁選が終わってすぐさま、総理官邸に駆け付けました。ほどなく、安倍総理も官邸に戻ります。

記者:今日は総理とはどのようなお話を。

茂木氏:あの、来週にもですね、日米の通商協議を行うことになりますんで・・・

ナレーター:支持が分裂した竹下派ですが、茂木氏は一貫して安倍総理を支持してきました。総裁選への出馬を見送った岸田政調会長は。

岸田文雄政調会長:広島県の国会議員は全員が一致結束、安倍総裁の3選に向けて努力をしました。その結果として、広島県においては、71%の票を安倍総裁にいただいた・・・

平石アナ:午後6時です。続々と黒塗りの高級車車が入ってきました。安倍陣営の選対本部のメンバーが続々と集まってきました。

ナレーター:安倍陣営の慰労会が開かれました。人事についても、話があったんでしょうか。

平石アナ:総理からはどんなお話があったんでしょうか?

萩生田光一幹事長代行:総理と僕、入れ違いだったんで。

記者:次の焦点は人事に移ってきていますが、何か総理から言葉があったんでしょうか?

甘利氏:普通はそこで、人事の話はしないでしょう。

記者:ご自身が重要ポストでという声があるようですが、ご自身はどう受け止めていらっしゃいますか?

甘利氏:それは、総理がお決めになることですから。

——-
【スタジオ】
小川彩佳アナ:ここで、今回の総裁選の結果を改めて踏まえておきます。総理が553票そして石破氏が254票ということで、300票ほどの差がついたわけですけれども、このほとんど、多くの差がついたのがこの議員票なわけですね。党員票をみますと石破氏は181票ということで、かなり善戦したということが言えます。そして、この議員票もですね、テレビ朝日の事前の聞き取り調査、投票前の聞き取り調査によりますと、53票獲得するという見込みでしたので、20票ほどの隠れ石破票があったということが言えるわけですけれども、後藤さん、この結果、ご覧になってどうですか?

後藤氏:やはり、地方の党員の間にですね、やはり安倍さんに対する批判的な空気、これは相当広がってるということだと思いますね。今、小川さんが隠れ石破票と言いましたけども、この人達もですね、おそらく自分の地元の党員票の動向ってのを把握してたはずでですね、その影響を受けて、地元優先で投票した可能性っていうのを否定できないと思います。

小川アナ:それが、議員票を追い上げる結果になった。

富川アナ:そして、後藤さんは、もう大善戦だと石破さんはとおっしゃってましたけれども。

後藤氏:そうですね、党員票については、55対45ですから、ほぼ拮抗に近い、それぐらいの票が出てるわけですね。

富川アナ:ということは今後注目されるのが、党の役員人事で、閣僚の人事ということになってきます。その人事について、安倍総理、会見で触れているんですね。しっかりとした土台の上に幅広い人材を登用していきたいというふうに発言しました。となると、しっかりとした土台と言いますと、やはりこの、二階さん、菅さん、麻生さんといったことを指してるんですかね。

後藤氏:そうですね、この3人が、まさに安倍さんの3選の流れを作った人ですね。とりわけ二階さんは、安倍さんが3選できるように、党則を変えた人ですね。そして麻生さんはその流れを続く。そして、岸田さんっていう名前も出てましたけども。

富川アナ:土台というのはこの3人という考えでいいですか。

後藤氏:3人ですね。つまり、土台というよりは今回安倍さんを支持してくれた国会議員。それが基本的な土台だと。そっから選びますよということですね。

富川アナ:じゃあこの皆さん(3人)はどうなっていくのか。後藤さんはどう予想されますか。

後藤氏:この、ビッグ3と言われているんですが。

富川アナ:二階さん菅さん麻生さん。

後藤氏:この3人はやはり続投ということですね。

富川アナ:続投ですね。

後藤氏:来年の参議院選挙がありますから、その後にどう変えるかというとこで、参議院選挙までこの体制でいくということだと思いますね。

富川アナ:では、岸田政調会長は総裁選を断念しました。

後藤氏:この3人は流れをつくって、この人は決定づけた。そういう意味で論功行賞は当然あるんですね。つまりこの三役。入閣というのはですね、外務大臣を長期にやってますから、外務大臣を超えるポストっていうのは、財務大臣。あるいは経産大臣あるかも分かりませんが、財務大臣も麻生さんでほぼ決まりですから、中々なりにくい。となると、こちらですね。政調会長で残るのか。あるいは総務会長に横滑りするのか。ただ今度の総務会長は、党議、党をまとめる立場ですから、安倍さんが憲法改正をやるって言ってるときには、総務会長の役割が非常に大きいんですね。ですから、果たしてそこだけの腕力が岸田さんにあるかどうか。そこがポイントだと思います。

富川アナ:そこもちょっとまだ分からないという状況ですね。甘利さんが閣僚返り咲きということは・・・

後藤氏:これはちょっと微妙ですね。つまり甘利さんは、いわゆる金銭スキャンダルで閣僚を辞任している。今、安倍さんは今回の総裁選で森友・加計問題ってかなり影響を受けてるわけですね。さらに新たな火種を囲むものかと。その問題もまだ解消されてないんで、甘利さんの処遇は非常に難しいと思いますね。

富川アナ:三役も?

後藤氏:三役も非常に厳しい状況になると思います。

富川アナ:なるほど。では、こちらにいきましょう。大善戦した石破さんの処遇はどうなりますでしょうか。

後藤氏:おそらくですね、今回、5派閥の支持は、安倍さんは受けてるわけですから、その5派閥に対して相当な、我々の言葉で「手形」を切ってるはずなんですね。応援してくれたこういう人事をやるよって安倍さん自身じゃないにしても、安倍さんの側近がそういうことを言ってるはずなんですね。つまり、石破支持グループにポストを分け与える余裕がないというのが今回の人事だと思いますね。それが、先ほど言ったしっかりした土台の上にって、そういう意味だと思いますね。

富川アナ:幅広い人材とも言ってますから・・・

後藤氏:はい。ただ土台の中での幅広い人材ですから、石破支持グループじゃない。

富川アナ:そうなんですか、そういう意味じゃないんですか。

後藤氏:中々そこまで余裕がないというのが今回の人事だと思いますね。

富川アナ:石破さんが、じゃあ入ることはなさそう。総務会長はそのまま続投という・・・

後藤氏:まあそこは石破支持グループ全体の中で、竹下さんを選ぶっていう方法があるかも分かりませんが、その余裕はないんじゃないかと思います。

富川アナ:あり得るぐらいの・・・

後藤氏:そうですね。

富川アナ:じゃあ、あの、圧力を会見で明らかにした齋藤大臣はいかがでしょう。

後藤氏:まあ冷や飯かも分からないですね。

富川アナ:冷や飯。

小川アナ:それだとこう、報復人事のようであからさまな感じがしちゃいます。

後藤氏:そうですね。ただ今回、齋藤さんにとって、冷や飯も、結構案外うまいご馳走なのかも分かんないですね。

富川アナ:と言いますと?

後藤氏:たった一人で、ある面で安倍一強体制に立ち向かうっていうような原動力になったわけですから、仮に迷惑であったとしても、まあ引く手あまたですね。次、選挙で応援に来てくれということもあるし、非常に能力も高い方ですから、ある種の次のスター候補として名乗りを上げた、そういう可能性もあると思いますね。

富川アナ:となると、そのポストに小泉進次郎さんということは、ない?

後藤氏:中々難しいですね。安倍さんも起用したいと思ってるんですが、今日、石破さんを入れた理由に、健全な批判勢力と言ってますから、自ら批判勢力と言いながら、ぬくぬくと入るというわけにいかないと思います。

富川アナ:いかない、という見立てなんですが、この人事注目ですけれども、スケジュールを確認すると10月1日に行われるのではないか、内閣改造、党人事と。今後のスケジュールで一つポイントを挙げるとしたらどこですか?

後藤氏:一番大きいのは参議院選挙ですね。

富川アナ:来年の夏の参議院選。

後藤氏:この参議院選挙の勝ち負けがどうなるか。それによって安倍総理の、極端に言えば進退問題にも発展する可能性がある。そのための布石を今から二階さんを中心に打ってくということだと思いますね。

富川アナ:なるほど。その後に消費税の引き上げというのもありますから、この辺りが安倍政権の次の正念場になるんじゃないかという。

後藤氏:その可能性はありますね。

この後藤氏の発言を最後にこのコーナーが終了しました。

——-
【検証部分】
今回の放送の問題点は、大きく分けて2点あります。
1点目はコメンテーターの後藤氏の発言が前日の放送と変わり、視聴者を混乱させた可能性があること。
2点目はスタジオでの富川、小川両アナウンサーと後藤氏のやり取りが放送法違反に抵触する可能性があること。
以上の2点です。

まず1点目についてです。
この放送の前日(9月19日)、後藤氏は自民党総裁選の見通しについて、こんなことを言っていました。
2012年の自民党総裁選の結果についてのフリップを富川アナが提示した上で
後藤氏「この55%を安倍総理が超えないとですね、やはり1対1でありながら55%を超えないということになると、永田町と地方党員との乖離が生まれるんですね。つまりそこに安倍さんが明日超えられるかどうか、そしてそれが逆に石破さんのその後の政治生命の生き残りにかけるかどうか。そういうタイミングだと思いますね。」
富川アナ「明日の地方票の55%を安倍総理が超えられるかどうか。」
後藤氏「そこが一つのポイントになると思いますね。」
と発言していました。つまり、後藤氏は、石破氏が2012年の総裁で獲得した55%の地方票を、安倍総理が今回の選挙で超えるかどうかを一つのポイントとして見ていたのです。
結果、安倍総理は地方票405票のうち、55.3%に当たる224票を獲得。後藤氏の言うように考えれば、安倍総理の「圧勝」ということになります。
しかし、この日の放送の冒頭では
富川悠太アナ:総裁選ですが、安倍総理と石破元幹事長の一騎打ちとなりました。このような結果となりました。議員票は329対73。党員票は224対181。合計、553票と254票で安倍総理が3選を決めました。これは、石破さんが善戦したと・・・
後藤謙次氏:大善戦といっていいと思いますね。この結果で見えてくるのは、安倍一強というのは、永田町だけの虚構だったっていうことが言えると思いますね。
(中略)
富川アナ:そして、後藤さんは、もう大善戦だと石破さんはとおっしゃってましたけれども。
後藤氏:そうですね、党員票については、55対45ですから、ほぼ拮抗に近い、それぐらいの票が出てるわけですね。
と発言。今回の石破氏の戦いぶりを「大善戦」と形容した上で、55%という安倍総理の得票率では起きるはずのない「永田町だけの虚構」が起きていると後藤氏は主張しているのです。
このようにたった1日で主張を変え、あたかも石破氏が善戦したように主張するのは視聴者への印象操作ともとられかねません。

次に2点目についてですが、スタジオにてこのようなやり取りがありました。
小川彩佳アナ:ここで、今回の総裁選の結果を改めて踏まえておきます。(中略)党員票をみますと石破氏は181票ということで、かなり善戦したということが言えます。そして、議員票もですね、テレビ朝日の事前の聞き取り調査、投票前の聞き取り調査によりますと、53票獲得するという見込みでしたので、20票ほどの隠れ石破票があったということが言えるわけですけれども、後藤さん、この結果、ご覧になってどうですか?
後藤氏:やはり、地方の党員の間にですね、やはり安倍さんに対する批判的な空気、これは相当広がってるということだと思いますね。(以下略)
ここでは、小川アナが上と同様に石破氏が善戦したという主張の下、隠れ石破票があったことを取り上げ、それに後藤氏も同調。そして安倍総理に対する批判的な空気が自民党員に広がっていると主張しました。
しかし、自民党支持者には安倍総理を推す声が根強いという世論調査の結果も出ており、後藤氏がなぜそのような意見を主張したのか。そのような声はどこから出てきているのかなど、根拠を論じるべきだと感じました。

したがって、今回の放送は今回の放送は放送法第4条2項「政治的に公平であること」第3項「事実は曲げないで報道すること」第4項「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」に抵触している可能性があります。

また、後藤氏の以前とは全く違う意見を、その時々の都合のいいように主張するという姿勢も改めて浮き彫りになりました。

今後も監視を続けます。

報道ステーションカテゴリの最新記事