2017年9月27日 報道ステーション

2017年9月27日 報道ステーション

衆院解散前夜(9/27)の『報道ステーション』調査結果が届きましたので、報告いたします。

意図的に安倍首相を出さないようにしているのかどうかは不明ですが、衆院解散直前にも関わらず、報ステも安倍首相は出てきませんでした。
NEWS23もそうでしたが、報ステも冒頭から全番組時間の4分の1を使ってずっと「小池新党」について報道していました。
それでも、NEWS23よりは放送時間が長いため、自民党の菅官房長官や二階幹事長のコメントVTRも流れてはいたので、「多少」はマシかもしれません。


この日の報ステで特筆すべきは、北朝鮮問題のVTRです。

「ますます激しくなるアメリカの言動」

「北朝鮮も対話への糸口をさぐっているのではないか?」

というナレーションが入っていました。

調査員からも
------
北朝鮮問題では、「北が対話の方向性に動いている」との報道。
衆院解散の大義を封じる作戦?
------

「北の脅威がある」と国民にも認識され、無関心層にも国防を望む声が大きくなりつつあった状況でしたが、北が態度を軟化させた風な報道があると、圧力を掛けている安倍首相やトランプ大統領が悪役のように映ります。
調査員が感じたように「北の脅威を国民に問う」大義に疑問を持たせたのではないでしょうか。

コメンテーターの後藤謙次氏が「解散権行使により、政権再編につながる想定外のことが起こっている」とコメントしていました。
「大義がない」と連呼して、「小池新党優勢だ」と煽るような報道に、
民主党政権に交代した選挙の頃の「政権交代の風」報道を思い出しました。


引き続き監視を続けます。

報道ステーションカテゴリの最新記事